全国定通野球-試合速報
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大会1日目 (8月11日)府中球場
府中球場 第1試合  静岡県立静岡中央高校 対 鳥取県立米子東高校通信制
   AM11:35試合開始 PM14:52 試合終了 試合時間 3時間17分
   得点
チーム・回 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 R H E
静岡中央 12
米子東 11 11
  バッテリー
   静岡中央 松山=渡部
   米子東   橋本・樋口=樋口・玉井
 長打  本塁打   3塁打     2塁打    
 戦評
立ち上がり、静岡中央は5点を上げリードするが、米子東は3回、5回と得点を繰り返し逆転した。迎えた8回、静岡中央は2点差を付けられていた。長時間の試合となり、午後にはいると日も差し、両チームの選手共に疲労が目に見えてきたが、ここから静岡中央の追い上げが始まった。8回、静岡中央の三浦は四球で出塁すると、相手のエラーにより生還した。なおも1点差で迎えた最終回も、静岡中央はあきらめず最後の粘りを見せた。先頭の大石と続く逆井が安打で塁に出ると、次の打者萩原は犠打で二人を本塁に帰し逆転した。1点差を付けられた米子東も、最終回疲れが激しかったが、四球と相手のエラーで満塁としサヨナラのチャンスを作った。しかし、静岡中央の投手松山の投げた205球目は最後の打者を三振に抑え、3時間17分に及ぶ長く白熱した戦いに終止符を打った。
府中球場 第2試合  クラーク記念国際高校・福岡・通 対 科学技術学園高校・宇都宮・通
   15:20試合開始   17:40 試合終了 試合時間 2時間11分(中断9分)
   得点
チーム・回 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 R H E
クラーク
科技宇 X 11
  バッテリー
   クラーク   堀田・島田=下村
   科技宇    佐藤・藤井=渡辺
 長打  本塁打   3塁打・・吉野・下村(ク)     2塁打・・石田(ク)    
 戦評
クラークは1回、吉野の右中間を破る三塁打、山下が続き、下村左中間とダイナミックな攻めで2点を上げた。6回石田の右中間へ流す二塁打、7回堀田の中前打と、よく粘った。科技高佐藤投手に対し10三振と打ちあぐねた。科技高の方も3回まで打ちあぐねたが、4回五番の藤井が四球、樋口が左中間と続き、四球・敵失と守備の乱れを巧みにさそい6点を重ね、このゲームの流れを決めた。安打は科技高5に対しクラーク7と決して引けを取らなかったが、塁に走者をためることが出来ず惜しい展開となった。猛暑のせいもあり、選手のつき指、足がつる等が重なったが、気温の高い試合における水分補給のあり方が課題となりそうだ。
府中球場 第3試合  天理高校 対 科学技術学園高校・日野・通
   18:04試合開始    20:07 試合終了 試合時間 2時間2分
   得点
チーム・回 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 R H E
科技日野
天理 X
  バッテリー
   科技日野   小松=加藤
   天理      田中=藤山
 長打  本塁打   3塁打     2塁打    
 戦評
序盤は互いに相手打線を完璧におさえる両投手の好投と、好手で緊迫した接戦が展開された。先手は科技高日野。4回敵失で出塁した先頭打者を、四番小松がセンター前安打で1点を先行した。しかしその裏、四球で失塁の先頭打者を四番谷口がレフト前安打、一死後に六番山藤がスクイズを決め、すかさず同点とするしたたかさを見せる天理。更に8回まで毎回加点を続けた天理が、安打数では上回る科技高を押さえ込み、1対5で退けた。