全国定通野球-試合速報
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大会2日目 (8月12日)駒沢球場
駒沢球場 第1試合  神奈川県立湘南高校 対 島根県立松江工業高校  
   AM11:30試合開始 PM13:23 試合終了 試合時間 1時間53分
   得点
チーム・回 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 R H E
湘南 10 10
松江工業
  バッテリー 
湘南   市原・松本=山本・蒲倉
松江工  園山=石川・松本
 長打  本塁打   3塁打・・後藤(湘)     2塁打   
 戦評<
駒沢球場2回戦第一試合は、1回戦を勝ち抜いた湘南高校と松江工業となった。3連覇を狙う優勝候補だけあり、投打とも強力な湘南であるが、昨日のナイター戦での疲れとこの猛暑の中を粘れば、松江工業にも十分勝機がある。両者は初回、相手を抑え込むが、2回表湘南が相手エラーにより、先制点を先取、続く3回にも湘南は、2点の追加点を挙げ、松江工業を引き放す。その裏、何とか点を取りたい松江工業にチャンスが訪れるも、投手市原に抑え込まれた。続く4回、湘南は俊足を生かし、次々と塁を奪い、犠牲フライ・岩崎のヒットにより一挙に3点を追加。その裏、調子が出てきた湘南は、難なく松江工業の反撃をおさえ、試合は湘南ペースとなった。5回、松江工業の守備の乱れ、満塁の場で投手園山が奮闘を見せるが、守備の乱れが試合を決めた。この回、4点を失った松江工業は、反撃に出るが主導権を握った湘南は、これを抑え、順調に駒を進めた。
駒沢球場 第2試合  静岡県立静岡中央高校 対 沖縄県立泊高校  
   11:24試合開始  13:31 試合終了 試合時間 2時間07分
   得点
チーム・回 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 R H E
静岡中央
X 7x
  バッテリー
静岡中央   大石・松山=渡部
泊         赤嶺=仲田
 長打  本塁打   3塁打   2塁打・・宜保・仲田(泊)   
 戦評
大会2日目、駒沢球場2回戦第二試合、沖縄・泊高校は鈴丘中央高校を7対4と下して3回戦に駒を進めた。泊高校は1点先取された1回裏、立ち上がりのコントロールに苦しむ静岡中央投手大石から、3四死球と2失策がらみでノーヒットで4得点し、優位に立った。4回裏には、チームの初安打となった1番宜保の二塁打を足掛かりに3番赤嶺の内野安打、4番仲田の右越え適時二塁打等で3点を追加し、試合を決めた。一方静岡中央は初回に先制1得点し、2回には2死球、3盗塁、野戦で1点追加し、2対7と点差が開いた5回表、一死満塁時に5番大久保の三遊間適時打で2点追加し、さらなる得点が期待されたが後続を断たれた。5回裏から、前日の試合で疲労したと見られるエース松山を投入し、泊打線を抑え込んだが、時すでに遅しとなり、チャンスをものに出来なかった。泊高校のエース赤嶺の粘り強い投球と仲田捕手の活躍が光った。
駒沢球場 第3試合  科学技術学園高校・武蔵・通 対 京都府立朱雀高校  
   14:09試合開始  17:08 試合終了 試合時間 2時間59分
   得点
チーム・回 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 R H E
京都朱雀
科技高武蔵 11
  バッテリー
京都朱雀  橋本亮・松本・橋本翔=佐藤
科技高武蔵  山本=桃木
   
 長打  本塁打   3塁打・・橋本亮(朱)   2塁打・・橋本翔・橋本亮(朱) 田部井・山本・下山(科)    
 戦評
大会2日目、駒沢球場2回戦第三試合、京都・朱雀高校と神奈川科技高武蔵が対戦した。先制したのは朱雀高校、1回表、1番橋本2番佐藤が死球を選び、3番福田がヒットし1対0とした。1回裏、科技高武蔵の攻撃、2番田部井が2塁打、4番桃木が適時打、すぐさま同点に追いついた。2回表、死球や失策がらみで朱雀が1点追加、2対1と再びリードを奪った。1点リードされた科技高武蔵は4回裏、振り逃げ、失策がらみで再び追いついた。両チームとも小刻みに得点を重ねて4対3で迎えた8回表、朱雀高校打線は好投を続けてきた科技校エース山本を捕らえた大量4点を追加し8対3と突き放した。8回裏、科技校は1点を返し意地を見せるが、9回は両チームとも得点がなく8対4で朱雀高校が科技高武蔵を下し準々決勝に駒を進めた。点差は離れたが両チームとも闘志溢れるプレーが続出し、さわやかな好ゲームがだった。